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美容医療コラム

肌のくすみとは? くすみの原因と効果的なスキンケアについて解説

 
肌のくすみとは? くすみの原因と効果的なスキンケアについて解説

この記事の概要

くすみには5つの種類があり、それぞれケア方法が異なります。くすみの種類とそれぞれに応じたホームケア、クリニックでのケアについて解説します。

なんだか肌が暗く、疲れた印象を相手に持たれてしまった経験はありませんか?それは、もしかしたら肌がくすんでいるのかもしれません。実はくすみには、さまざまな種類があります。くすみの種類とケア方法、クリニックでできる施術方法を紹介します。

肌のくすみとは

朝に鏡を見ると顔がどんよりしている、周りから「疲れている?」と聞かれることが多くなった、メイクのノリが悪いと感じることが多くなった方は、肌がくすんでいるのかもしれません。

くすみとは、肌本来のみずみずしさが失われた状態をいいます。肌全体のトーンが下がり黄味がかっていたり、茶色や青暗く見えたりするのもくすみが原因です。

「日中は気にならないが夕方になると肌がくすんでいる」と感じる場合は、実際にくすんでいるのではなく「くすんで見える状態」が多いです。

くすみを放置するとどんどん悪化するため、適切なケアが必要です。

くすみの原因と今すぐできるスキンケア方法とは

肌のくすみの原因は大きく5種類に分けられ、原因に合ったケアが肌のくすみを改善へ導きます。それぞれのくすみの原因と、今すぐできるスキンケア方法を確認してみましょう。

乾燥

肌がグレーがかっていて、粉をふいて白くなっているくすみの原因は乾燥です。乾燥タイプのくすみは毛穴が目立ち、花粉の多い時期や季節の変わり目に、肌が荒れやすくなっています。

乾燥タイプの方は、普段からエアコンの効いた室内で作業していることが多く、外的刺激を受けて肌本来のバリア機能が低下しています。バリア機能を補うため角質が厚くなり、肌がくすんで見えるのです。

乾燥タイプのくすみは、加湿や保湿で改善が見込めます。まずはエアコンを控えめにして加湿するなど、外的な乾燥を予防します。加湿器がなければ濡れたタオルをかけておいたり、紙でできている卓上タイプの気化式加湿器を利用したりするといいでしょう。

スキンケアにおいては、化粧水をたっぷりとつけて補水します。その後、油分を含んだオイルやクリームで肌にフタをします。油分を含んだオイルは、皮脂に近い成分を選びましょう。補水した肌にフタをすると、水分の蒸発を防ぎ貯水できます。

メラニン

肌が日焼けのように茶色く見えるくすみは、メラニンが原因です。メラニンタイプのくすみは、薄い日焼けのような状態が続き、日差しの強い時期を過ぎてもなかなか元の肌の色に戻りません。

メラニンタイプの方は紫外線対策を怠っていたり、クレンジングや洗顔、癖で顔を強く擦っていたりという特徴があります。また、普段から屋外での活動が多い方や、毎日顔のむくみケアをしている方も当てはまります。

メラニンタイプのくすみは、紫外線対策や物理的摩擦を避けると改善が見込めます。紫外線対策には日焼け止めや帽子、サングラスなど複数のアイテムを併用するといいでしょう。

物理的摩擦を避けるには、「擦らない」ことが重要です。クレンジングはメイクに馴染ませ、洗顔は泡で包み込むようにして、極力擦らないようにしましょう。洗顔後の水分は、タオルで軽く押さえるようにします。むくみケアをするときは、顔の下半分にローラーをかけ、肌の薄い部位を避けるとよいでしょう。

血行不良

肌が青白く顔色が悪く見えるくすみは、血行不良が原因です。血行不良タイプのくすみは、肌の赤みが失われシミや目の下のクマが目立ちます。

このタイプの方は、冷え性で春夏でも手足が冷たかったり、疲れやすく顔や足がむくみやすかったりするのが特徴です。血行不良から肌に十分な栄養が行き渡らず、毛細血管が青く目立つことでくすみとなって現れます。

血行不良タイプのくすみには運動や入浴など、体を温めるケアがおすすめです。定期的な運動は血流を促すとともに、老廃物の排出にも役立ちます。シャワー浴の方は、肌表面のみしか温まっていない恐れがあります。湯船に浸かって体を内側から温め、血流改善を促しましょう。

また、生姜・レンコン・ゴボウといった根菜類や、ブロッコリーなどは体を温める食材です。温野菜や煮物、汁物など温かく調理してから取り入れるとよいでしょう。

糖化

肌が黄色っぽく、ファンデーションを厚く塗ったようなくすみになっている場合は糖化が原因です。糖化タイプのくすみは一時的なものではなく、常に肌が黄色や褐色を帯びて暗く見えます。

糖化タイプの方は、朝食を抜くなど食事の時間が不規則で、甘い菓子や清涼飲料水をよく摂取し、ご飯やパスタなど炭水化物を好む傾向にあります。食品に含まれる糖質が体内に蓄積されると、肌内部でたんぱく質と結びつき「AGEs」と呼ばれる、最終投下生成物に変わります。AGEsは黄褐色であり、これが糖化タイプのくすみの色味として現れます。また、食事だけではなく、喫煙や紫外線もAGEsの生成を促すため注意が必要です。

糖化タイプのくすみは、食事方法の見直しで改善が見込めます。主食など糖質が含まれる炭水化物から食べると、血糖値が急上昇し代謝されずに蓄積され、糖化を引き起こします。はじめに野菜を食べると、血糖値の急上昇が抑えられます。

また、空腹時の間食は食事以上に、糖の血中濃度が急上昇する恐れがあります。間食は菓子や清涼飲料水ではなく、血糖値が上がりにくいナッツをおすすめします。

食事で摂取した糖質は、1時間以内に代謝しなければ体内に蓄積されます。食後にウォーキングなどで軽く体を動かし、糖質の蓄積を防ぎましょう。

角質

肌の表面が厚く、ゴワゴワした触感のくすみは角質が原因です。角質が何層にも重なっているため、光の反射が乱れてくすんで見えます。肌の生まれ変わりであるターンオーバー周期が乱れており、本来なら剥がれるはずの角質が肌表面に残ってしまうのです。

角質タイプの方は外食が多く、疲れがたまりがちで睡眠時間が少ない傾向にあります。睡眠時間が短いと、成長ホルモンの分泌を妨げます。朝は光を浴び、睡眠時は部屋を暗くするなど、スムーズな入眠を促す生活を心がけましょう。

また、肌の生成材料となる卵や肉、魚などのたんぱく質や、抗酸化作用のある緑黄色野菜をバランスよく摂取すると、ターンオーバーをサポートします。

クリニックでできるくすみケア

くすみケアは、ホームケアとクリニックでのケアがありますが、ホームケアはあくまでも緩やかな改善や予防が見込める方法です。クリニックではそれぞれの症状に合わせて、専用の美容機器や、市販品より有効成分が高配合された薬剤を使用できます。また、疑問点や不安点を、医師や看護師に相談できるのでおすすめです。

クリニックでできるくすみケアの方法を確認してみましょう。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは酸を含んだジェルを肌表面に塗布し、たまった角質を除去する方法です。メラニンタイプのくすみや、角質タイプのくすみにおすすめです。

茶色い塊のような角質がポロポロと剥がれますが、やり過ぎると肌に必要な角質まで除去され、肌を傷付ける恐れがあります。事前に医師と相談し、信頼できるクリニックでの施術をおすすめします。

イオン導入

肌に微弱な電流を当て、薬剤に含まれる美容成分を肌の奥に届けるのがイオン導入です。イオン導入は乾燥タイプのくすみやメラニンタイプ、角質タイプのくすみにおすすめの方法です。

使用する主な薬剤は、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体や、トラネキサム酸を含有したものです。普段のスキンケアでは補いきれなかった成分を肌の奥まで届け、くすみの改善を目指します。

基本的に重篤な副作用はありませんが、発赤やかゆみ、腫れなどの炎症が現れたときは医師に相談しましょう。

フェイシャルトリートメント

フェイシャルトリートメントは、顔表面をマッサージによりほぐし、血行や代謝を促す方法です。乾燥タイプのくすみや血行不良タイプ、角質タイプのくすみにおすすめです。

摩擦が極力起きないよう、クリームで肌を保護し指を滑らすようにして、顔全体を優しくマッサージします。保湿クリームで乾燥を抑制し、血流を促すようあごから上へ、顔の内側から外側に向かって顔の筋肉をほぐします。

顔全体が温まると血流が改善され、保湿クリームで肌本来の弾力へ導きます。

IPL治療(光治療)

IPLはインテンスパルスライトの略で、シミ、くすみ、ニキビ跡、そばかすの改善を目指す光治療です。500nm1200nmのさまざま波長の光を照射し、くすみの改善を目指します。

IPL治療はくすみのタイプがよくわからない方や、他の肌トラブルも同時に改善したい方におすすめです。

施術後、数時間程度は赤みや腫れが出ますが、レーザー治療と比べてダウンタイムが短いのが特徴です。かさぶたができた場合は無理に剥がさず、自然に剥がれ落ちるまで待ちましょう。

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まとめ

くすみにはさまざまな原因があり、自分のタイプに応じたケアをすると早期の改善が見込めます。くすみはホームケアでも行えますが、あくまでも緩やかな改善や予防が目的です。

より早期の改善や適切なケアを求める方は、医師や看護師が施術を行うクリニックでの施術がおすすめです。

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