BEAUTY COLUMN

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美容医療コラム

美肌再生に大人気の美容医療「ダーマペン」初体験記!

 
美肌再生に大人気の美容医療「ダーマペン」初体験記!

この記事の概要

美容好きは皆知っている?話題の「ダーマペン」。ニキビやニキビ跡の治療のほか、毛穴やシミ・シワ等さまざまなお肌の悩みにアプローチできるとして近頃人気の高い美容施術です。今回、BETICA編集部・Tがこのダーマペンを初体験してきましたので、その様子を率直レポートしていきます! (取材協力:VENUS BEAUTY CLINIC 新宿院)

どうなる?ミドサーの疲れ肌

34歳(女)会社員の筆者。もともと肌は強いほうで、徹夜してもうっかりメイクを落とさずに寝てしまっても酷いトラブルになった経験はありませんでした。なのでスキンケアにもそこまで手やお金をかけたこともなかったのですが、やはり30歳はお肌の曲がり角! 30歳以降のここ数年はお肌の衰えをぐっと感じるように。コロナ以降のマスク生活のせいも相まって、肌がぐっとレベルダウンした感です。具体的に気になるポイントを挙げてみると……

  • しみ
  • 毛穴の開き
  • たるみ
  • ハリ不足
  • 顎ニキビ(マスク生活でよくできるようになった)

今回初体験するダーマペンはこういった肌悩みもカバーできる施術ということで期待が膨らみます!

 

そもそも、ダーマペンってどんな施術?

そもそもダーマペンって何?ですよね。簡単に言うと、先端に針のついた専用の器械を使って肌に小さな傷をつけ、その傷を治す力(創傷治癒力というようです)を利用して肌を本来の状態へ再生するという美容施術です。「身体にわざと傷をつけてその傷を治す身体の力を呼び起こして美肌を再生させる」…って、なんかスゴいですよね。そんなことしていいのか。

ダーマペン4。この先端に針が。

「肌に針を刺すの!?」と抵抗を感じる人も多いと思います。ですが、針は髪の毛よりも細い極細の針なもの。気になる痛みも、施術前に麻酔クリームも塗るのと肌悩み/希望に応じて針を刺す深さを変えられるそうです(深さが深いほど痛みが出やすい)。赤みや出血、ヒリヒリとした痛みが発生するダウンタイムは数日、メイクは24時間後から可能とされています。

ダーマペンの仕組み。

期待できる効果としては以下のようなもの。肌の生まれ変わりを促す施術なのでさまざまな肌トラブルにアプローチすることができるとされます。一度の施術で効果を感じる人もいますが、基本的には継続的に何度か受けることで効果をより感じられるとのこと。

~ダーマペンで期待できる効果~

  • ニキビ、ニキビ跡
  • 毛穴の開き
  • くすみ
  • しみ、しわ、たるみ
  • 肌トラブルの改善

 

施術当日:警戒していた痛みは…

今回筆者が伺ったのは、「VENUS BEAUTY CLINIC」新宿院。新宿御苑前駅から徒歩4~5分ほどの距離でした。綺麗なロビーにて優しいナースさんに受付をしてもらうと、ほどなくしてドクターによる診察へ通されました。

診察ではまず「なぜダーマペンを受けようと思ったんですか?」と気になる肌の悩みについて聞かれました。これこれと相談し施術の説明を受けた後、先生と針の深さを決めていきます。針の深さが深いほうが効果は高くなるけどやはり痛みが増しダウンタイムも長めになるとのことで、ヒヨッた筆者は初めての人のスタンダードなコースだという「0.3mm」を基準に、特に気になる頬と鼻、ニキビのできていた顎を「0.5mm」でお願いすることにしました!

支払いを済ませて洗顔をした後、通された施術室で横になりナースさんに麻酔クリームを顔全体に塗布してもらいます。20分ほどそのまま待っていると、顔が強張って話しにくいほど麻酔がどんどん効いてきます。

麻酔中の様子。じっと待つ!

いよいよダーマペン開始! 滑りを良くするジェルを塗布しながらいざ針を当てていきます。ブーーーンとわりと爆音な電動音を鳴らしつつ、ガリガリ肌を削っていくようなイメージ。髪の毛よりも細い針と言えども、実は事前に「意外と痛いよ!」という体験者の感想を聞いていたため地味に痛みは警戒していたのですが……全然我慢できるくらいの痛みでした。針の深さやナースさんの腕もあるかもしれませんが、個人的には眉のアートメイクのほうが痛かったです! 施術中はナースさんが施術の解説や雑談で優しく声をかけてくれて、おしゃべりしながらできたのが良かったです(麻酔と若干の緊張で引きつった顔で…)。施術中の様子を手鏡で随時確認させてくれたのも安心感がありました。

そして、15分程度で全顔の施術が終了。あっという間でした。「Regenスキンパック」という成長因子が含まれたパックをつけてもらい、10分ほど休みます。血がにじみ、赤みも出てきていました。首のあたりまでカバーする大判なこのパックがひんやり冷たくて、傷だらけのお肌が喜びます…。達成感で心身ともに気持ちいいひととき。ちなみにこちらのクリニックでは追加オプションをつける人がほとんどなようで、「+成長因子」や「+マッサージピール(=ヴェルヴェットスキン)」が人気だそう。「せっかくお肌に穴をあけるので何か導入すると良いと思います」とナースさんもおっしゃっていました。

やすらぎのパックタイム。鼻のあたり血がにじんでいます。

また、ナースさんによるとダーマペンの予約数は一番くらいに多いそうで、さらに男性の患者さんでは一番人気な施術なのだそう(2位は眉アートメイク!美意識高い男性素晴らしいです)。男性は皮脂分泌量が多くニキビや毛穴悩みが多いともされるので、確かにダーマペンは男性こそおすすめな施術かもしれません。

 

気になる経過。効果は?

気になる経過です。当日は帰り道から麻酔が切れ始めて深めに針を当てた鼻、頬、顎が赤くなり熱を持ってヒリヒリと痛みました。筆者の場合はこの赤みと軽い痛みが翌日いっぱいまでじわじわ続いたので、マスクが必須でした。ダウンタイムとして仕事を休むほどの苦痛はなかったので翌日も通常通り出社しました。

が、翌日にやや焦ったのが、朝起きるとニキビのような赤いぶつぶつがやはり深めに針を当てた箇所に多数発生したこと…! 涙目でクリニックで購入したパックなどで保湿に全力を注いでいたら3日目にスッと消えてホッとしたのですが、どうやら施術後にこうした肌荒れなどの症状が出ることがあるそう。気になる場合は遠慮なくクリニックに相談するのがおすすめです! そして、ダーマペン後は患部がすごく乾燥するので保湿しっかりが大事です。

その後ですが、一週間後あたりから若干皮むけがあった以外良くも悪くもお肌に劇的な変化はなかったのが正直なところ。効果としては「施術前に比べてつるっとした気がする」といった感じ。やはりダーマぺンはある程度回数を重ねていく施術なのだと思います。筆者も根気良く続けてみたいと思っているので、またここで続編をお届けするかもしれません!

ダーマペン、難易度の低めな施術だと感じたので、美容医療初心者にもおすすめできそうです。いまは導入しているクリニックも多いので、気になる人は信用できそうなクリニックを見つけて試してみては?

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