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美容医療コラム

シワを消す方法と特徴について解説!すぐにできるシワ対策とは?

 
シワを消す方法と特徴について解説!すぐにできるシワ対策とは?

この記事の概要

加齢・乾燥・紫外線・表情筋のたるみなど、さまざまな原因によってできてしまうシワを消す方法について紹介します。シワができやすいパーツについても触れていますので、シワに悩む方はぜひ参考にしてみてください。

シワは、加齢、紫外線、乾燥、表情筋のたるみなど、日常生活におけるさまざまな原因が重なりできます。一度できてしまうと消えにくいですが、正しい方法によるケアで目立ちにくくなります。

シワを消すためにはどのような方法がいいのか、今日からでもすぐに実践できるケアについてご紹介します。

シワができやすいパーツ

シワは次のパーツにできやすいです。

  • 口元
  • 目元
  • おでこ
  • 眉間
  • 鼻横

現れる場所によってケア方法が異なるため、それぞれのパーツに現れるシワの特徴を把握しておきましょう。

口元

ほうれい線に悩む20代の方がいるように、口元のシワは年齢関係なく、乾燥や顔周辺の筋力の衰えによりできます。口周りの筋肉を動かしていないと、ハリがなくなり、口角も下がります。口角が下がった上に、シワができると老けた印象に見られてしまいます。

口元のシワを防ぐために、保湿成分が高いクリームでしっかりケアしましょう。また、日頃より口角が下がらないように意識し、スキマ時間で顔ヨガなど筋力を高めるトレーニングを行いましょう。

「首のシワは加齢の象徴」というイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?首元のシワは、加齢とともに現れる「縦ジワ」と、日常生活の中でできる「横ジワ」に分類されます。猫背や顎を引きすぎている姿勢の方、枕の高さが合っていないまま使用している方は、横ジワができやすいため注意が必要です。

首元のシワを防ぐには、日頃より保湿を念入りに行い、姿勢に気をつけながら過ごしましょう。

目元

目尻や目の下に現れるシワ。目元のシワができる原因として、加齢のほかに目を擦る際の摩擦、パソコンやスマートフォンによる目の疲れなどが挙げられます。

ところで、なぜ目を酷使するとシワができてしまうのかご存知ですか?

目を酷使すると血行不良が起こり、老廃物が流れにくくなります。すると、肌の新陳代謝が悪化し、保湿力が失われます。また、パソコンやスマートフォン操作中は長時間一点を見つめる傾向があり、目の周辺にある眼輪筋(がんりんきん)が固まりがちです。その結果、筋力が低下し肌がたるんでしまいます。肌の新陳代謝と筋力の低下が同時に起きてしまうため、目元のシワができると考えられています。

目元は皮膚が薄く、シワができやすいパーツです。なるべく目元のシワを増やさないために、パソコン作業やスマートフォンを見る際は適度に休憩をとるよう心がけましょう。

おでこ

おでこのシワは、紫外線からのダメージだけではなく、表情の癖によってもできてしまいます。普段からおでこにシワを寄せる癖がある方は、深くシワが残ってしまう恐れがあるため注意しましょう。10代~20代のうちは、肌の弾力性が優れており、表情癖があってもあまりシワになりませんが、加齢とともに肌の弾力が失われるとシワになりやすいです。また、紫外線のダメージによりコラーゲンが減少すると、肌弾力の低下が加速します。おでこにシワが寄った表情になっていないか注意すると同時に、紫外線ケアにも力を入れましょう。

眉間

眉間の縦じわは、「皺眉筋(しゅうびきん)」と呼ばれる表情筋が凝り固まると発生します。目元のシワ同様、目を酷使するとシワができやすく、眉をひそめた状態が長く続くとシワが形成さ

また、加齢によるコラーゲンの低下もシワの原因です。食事やサプリメントでコラーゲンを補うなど、低下防止に努めましょう。

鼻横

鼻横にできるシワといえば「ほうれい線」です。ほうれい線は加齢の象徴としても知られていますが、頬の脂肪が厚いとほうれい線が濃く見えてしまい、老けた印象を与えます。

一度ほうれい線が濃くなると消すのは難しいため、薄いうちにケアしましょう。ほうれい線を目立ちにくくするには、入念な保湿ケアや顔ヨガなどが有効です。

おうちで簡単ケア!シワを消すためのセルフケア

 

「シワは気になるけど、時間的にも金銭的にもエステに行く余裕がない」という方には、おうちでできる簡単セルフケアがおすすめです。今回は、いつものスキンケアにプラスして行える方法をご紹介します。

パック保湿

リーズナブルかつ、肌の保湿力アップが期待できるパック保湿。パックは顔全体を覆うタイプから、目元や口元などパーツごとに保湿する専用タイプまで、さまざまなバリエーションがあり

また、ヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンCなど、肌悩みにアプローチする美容成分が含まれているので、効率よく肌に補給できるという点もパック保湿の魅力でしょう。

パックで保湿した後は、潤いをキープするために、クリームなどの保湿剤で水分が蒸発しないようにしましょう。

顔ヨガ

デスクワークが多い方はとくに、表情筋を動かす機会が減ってしまいがちです。口元、眉間のシワを消すためにも、顔ヨガを実践してみましょう。顔ヨガで衰えた表情筋を鍛えられます。

表情筋を使わないと加齢とともに顔の筋肉の質が落ちてしまいますが、顔ヨガにより顔の筋肉の質がよくなり、シワだけではなくたるみの改善も期待できます。シワに悩む方はもちろんのこと、輪郭の変化に悩む方にも、顔ヨガはおすすめです。

表情筋を鍛えるグッズ

シワをケアする方法として、表情筋を鍛えるグッズがあります。グッズを使用すると、表情筋をより効率的に鍛えられます。

ただし、表情筋を収縮する時にシワが寄っていると逆効果になるため、シワにならないよう鏡を見ながらトレーニングを行いましょう。

家庭用美顔器

ほかの方法に比べて少々高額ではありますが、家庭用美顔器を使う方法もあります。EMS(Electrical Muscle Stimulation)で顔の筋肉や脂肪に刺激を与えるもの、ローラーで引き上げながら顔のお手入れができるものなど、さまざまなものが各メーカーから販売されています。

ただし、あくまでも家庭用の美顔器であり医療機器ではないため、完全にシワを消す効果があるわけではありません。毎日のケアをサポートしてくれるものとしてお使いください。

セルフケアが難しい方におすすめ!美容外科でできるシワを消すための方法とは

セルフケアが難しい方は、美容外科でのケアがおすすめです。美容外科では、シワを目立ちにくくする方法として次の施術を行っています。

  • ヒアルロン酸注入
  • フォトフェイシャル
  • フェイスリフト
  • 糸リフト
  • サーマクール
  • プラセンタ注射
  • ハイフ治療

どのような治療内容なのか見ていきましょう。

ヒアルロン酸注入

加齢や紫外線の影響により減少したヒアルロン酸を補充し、肌に弾力を与えてシワを目立ちにくくします。

シワの状態をもとに医師と相談した上で、注射量・注射の深さ・間隔を調整します。

傷跡がほとんど残らないため、施術を他人に気づかれたくない方におすすめです。

フォトフェイシャル

目尻などの細かいシワにアプローチできる「フォトフェイシャル」は、コラーゲンを作り出す繊維芽細胞に働きかけ、肌にハリを生み出す作用が期待できます。

IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる光を顔全体に照射しながら施術しますが、熱による痛みは少ないです。

フェイスリフト

頬、首周り、目尻など、顔周辺の複数パーツのシワが気になる方には、「フェイスリフト」がおすすめです。

皮膚のどの層を引き上げるかによって経過は異なり、たるみの根源となるSMAS筋膜を引き上げるフェイスリフトであれば、シワの原因であるたるみの解消も図れます。

糸リフト

「糸リフト」はその名のとおり、糸を肌に入れる治療法です。皮下組織に刺激を与え、「TGFβ(トランスフォーミング増殖因子β)」と呼ばれる成長因子の生成を促します。その結果、シワが目立ちにくくなるだけではなく、きめ細かな肌質を目指せます。

ちなみに、糸リフトで使用する糸は肌に馴染むタイプで、抜糸の必要はありません。

サーマクール

「サーマクール」とは高周波エネルギーを肌に照射し、コラーゲンの収縮を促す治療法です。肌が引き締まると、シワが目立ちにくくなります。個人差はありますが、半年〜1年程度持続します。

プラセンタ注射

「プラセンタ」とは、胎盤を意味します。プラセンタに含まれる成長因子によって、皮膚細胞の活性化を図ります。肌の弾力を生み出す線維芽細胞の増殖をサポートし、シワを目立ちにくくします。

痛みの感じ方には個人差がありますが、使用する注射器の針が細いため、強い痛みは生じにくいのが特徴です。

ハイフ治療

本来は、ガンへの治療法として誕生した「ハイフ治療」。たるみのもととなるSMAS筋膜に超音波の熱エネルギーを与え、コラーゲンの生成を促進します。施術後は肌に弾力が生まれ、シワの改善が期待できます。

なお、メスを入れない治療法として注目されているハイフ治療ですが、腫れ、火傷などのリスクはあります。治療を行うか悩んでいる方は、副作用やダウンタイムを確認した上で検討しましょう。

まとめ

シワができる原因はパーツによって若干異なりますが、「加齢」「紫外線」「筋力の低下」が主な原因です。その点を意識しながら、日々のケアに取り組んでいきましょう。

日常のお手入れとしてセルフケアを取り入れつつ、セルフケアではどうにもならない深いシワを解消したい方は、一度美容外科へご相談ください。

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