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美容医療コラム

ヒアルロン酸注射の効果とは?メリットや肌悩みにあった施術方法を解説

 
ヒアルロン酸注射の効果とは?メリットや肌悩みにあった施術方法を解説

エイジングケアやパーツ形成の方法として、ヒアルロン酸注射があります。リーズナブルで傷跡が目立ちにくいことから、老若男女問わず人気の施術です。ヒアルロン酸注射はシワやたるみ、鼻の高さ、フェイスラインなど、さまざまな悩みの改善に期待が持てる治療です。

ここでは、ヒアルロン酸注射の効果やメリット、肌悩みに応じた施術方法について解説します。

ヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸は人体の皮膚に、もともと存在する保湿・保水成分です。真皮層(表皮の内側にあり、皮膚組織の大部分を占める層)から肌を持ち上げ、ハリと弾力のある肌へ導く働きをしています。体内にあるヒアルロン酸は幼少期~10代でピークを迎え、30代以降に急激に減少します。肌の保湿・保水成分がなくなると肌の重みを支えられなくなるため、シワやたるみなどの老化現象がはじまります。

ハリや弾力を生むヒアルロン酸を肌に直接注入することで、シワやたるみなどの凹んだ部分の改善を目指します。またヒアルロン酸注射は、顔や鼻などふっくらとボリュームを出したい部位にも用いられます。

ヒアルロン酸注射の効果

ヒアルロン酸注射は、シワやたるみを目立ちにくくするエイジングケアや、ボリュームを出したい部位(鼻・唇・目など)のパーツ形成を目指せます。

気になる部位に直接注入するので、施術直後から変化を実感しやすいのが特徴です。持続期間は部位によって変わりますが、約半年~2年です。作用を持続したい場合は、定期的にヒアルロン酸を注入すると美しい状態を保てるといわれています。

ヒアルロン酸注射のメリット

ヒアルロン酸注射のメリットは、早く変化を実感しやすいところです。注射器を用いて肌に直接ヒアルロン酸を注入するため、施術直後から違いを感じる方が多い傾向にあります。

また、メスを使わないので傷跡が目立ちにくく、施術も短時間で終わります。

肌に針を刺すため、内出血などの副作用の恐れはありますが、腫れや赤みなどのダウンタイムはほぼありません。

ヒアルロン酸注射がおすすめの人

ヒアルロン酸注射がおすすめの人は以下の通りです。

  • シワやほうれい線が気になる
  • 頬の全体的に影ができている
  • おでこに丸みがなくなってきた
  • 若々しくいたい
  • 鼻を高くしたい
  • 目の下のくぼみが気になる
  • すぐに変化を実感したい
  • メスを使わずに気になる部位を施術したい

特に加齢による変化を感じている方は、ヒアルロン酸注射を行うことで自然な若々しさを目指せます。体内のヒアルロン酸は30代頃から急激に減少するので、いつまでも元気な肌を保ちたい場合は、20代や30代から施術を行う方もいます。

気になる悩みがある場合、最終的にどのような状態になりたいのか、医師に相談して施術を受けるようにしましょう。

部位別の施術方法を解説

部位別に注入方法、注意点、どのようなメカニズムで作用を発揮するのかなどを解説していきます。

鼻へのヒアルロン酸注入は、ポピュラーな施術の1つです。スッと通った鼻筋は、横顔をキレイに見せます。自然な仕上がりを目指すには、鼻の付け根から鼻先までストレートなラインを意識しましょう。鼻筋や鼻根にヒアルロン酸を注入し、鼻の高さやラインを整えると横顔にメリハリがつき、顔の印象もスッキリとした感じになります。

まずは医療機関で好みの形、なりたい鼻をデザインしてもらいましょう。過剰な注入は不自然な仕上がりになるので、顔の大きさに合った使用量を確認して施術を行うことが大切です。一般的には、鼻であれば1年以上持続するといわれていますが、個人差はあります。

頬(ほうれい線)

年齢とともに目立つほうれい線は、頬にヒアルロン酸を注入することで肌のボリュームが増して目立ちにくくなります。

たるみは気になる部分や予算に応じて、注入量などを決められるので、事前に医療機関で相談してみましょう。たるみの治療以外にも、顔の左右のバランスを整える、骨張りなど、メスを入れることなく改善が目指せます。

顎にヒアルロン酸注射をして顎を前に出すと、横から見たときに鼻から顎が一直線に並んだキレイなEラインに近づけます。正面から見るとすっきりした輪郭を目指せます。

輪郭形成は、顎、こめかみ、額にヒアルロン酸を注入して、顔のバランスを整える施術です。注入部位をマーキングし、ヒアルロン酸を注入していきます。顎の注入は内出血が起こりにくく、施術をしたことが周囲に気づかれにくい部位でもあります。

額は加齢によって後退し、凹凸が目立つようになります。特に眉上は凹みやすいパーツです。若々しい膨らみやハリ、女性らしい丸みを出したいときは、髪の生え際から眉上までバランスよくヒアルロン酸を注入すると自然な仕上がりになります。ただし、注入のし過ぎは不自然な額になるので、医師の技術と顔に合った注入量がポイントです。

目の下(涙袋)

涙袋は下まぶたに沿った膨らみで、目元の印象が優しくなります。また、加齢によりできる黒クマ、目の下のたるみ、窪みなども改善が期待できます。施術は下まぶたに沿ってヒアルロン酸を注入し、膨らみを出します。しかし、ヒアルロン酸を浅い層に注入して目の下が青っぽい「チンダル現象」が起こると、施術前より老けて見えるため、実績や技術のある医療機関で受けるようにしましょう。また、個人差はありますが、内出血が12週間、腫れが34日出る場合があるため、施術後は触らないように注意してください。内出血や腫れは数日で治まります。

唇のヒアルロン酸注入は、ボリュームアップや輪郭形成の他に、唇の縦ジワ解消されるとハリのある唇になります。唇の施術は麻酔を使うので、施術直後は食事がしにくいなどのデメリットはあります。なりたい唇によって適したヒアルロン酸の注入部分が異なりますので、事前によく医療機関で相談のうえ施術を行ってください。

顔全体(シワ)

気になるシワの部分に、ヒアルロン酸を注入します。自然な仕上がりに期待でき、ダウンタイムもほぼないので初めての方や、周囲に気が付かれないようにエイジングケアをしたい方におすすめです。顔全体のボリュームが出ると、リフトアップにもつながります。さらに顔全体が引き上がることで、シャープな印象を目指せます。

年齢を感じやすい部位として、手の甲があります。手の甲は紫外線、外気、水分の影響を受けやすいため、やせ細ったりシワになったり血管が浮いたりなど年齢を感じやすく、さらに人の目につきやすい部位でもあります。ヒアルロン酸を注入することで、手の甲にボリュームが出てふっくらとした状態になり、ハリツヤのある若々しい印象を目指せます。

ヒアルロン酸注射にはどのような効果がある?副作用・注意点についても解説

まとめ

ヒアルロン酸注射はメスを使わない施術で、ダウンタイムがほぼなく比較的早く変化を実感できる施術です。対応している部位も幅が広く、ほうれい線や顔のシワ解消に加えて、鼻や唇の輪郭形成などが期待できます。

気になる悩みやなりたい姿がある方は、部位別の施術方法をチェックして、医療機関に相談してみてください。また、施術の予算、内出血や腫れなどの副作用、通院スケジュールなどをしっかりと確認して治療を行うようにしましょう。

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