BEAUTY COLUMN

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美容医療コラム

眉アートメイクを体験レポート【アートメイク特集③】

 
眉アートメイクを体験レポート【アートメイク特集③】

マスク生活が続くなか、目元のメイクが以前よりも注目されるようになっています。特にコロナ渦に入ってから、眉のアートメイクは人気が急上昇しているようです。これまでに2回、古賀さんへのインタビューを通して眉のアートメイクをご紹介してきましたが、「どんな施術が行われるの?」「本当に痛くないの?」などの実際のところを知りたい方も多いのではないでしょうか。

第3回目は、今までお話を聞いてきた内容をもとに、「いざ実践!」の施術体験レポートです。

アートメイクの症例数を約4,500件も経験してきた古賀さんの得意分野の一つである「ストローク眉」は、一本一本毛を描き入れていくタイプの施術。本物の眉みたいにナチュラルな眉に仕上がるので、今、アートメイクの中でも話題になっています。気になっている方は是非参考にしてくださいね。それでは早速レポートをご覧ください!

ベテラン施術者が解説! 眉アートメイク基本のキ【アートメイク特集①】

眉毛がある人もできる?不自然にならない? アートメイクの“よくある質問”に回答します【アートメイク特集②】

 

施術を受けるまで気を付けること

・美容施術・手術や、トレチノイン、レチノール、ゼオスキン全般の使用を1ヶ月控える
・麻酔が効きづらくなるため前日の飲酒は控える
・目元・眉毛のセルフメイクを施術者が確かめるため、当日はメイクをして行く

施術前

①医師との面談(5分)
②契約書を読んでサイン(10分)

施術開始

①カウンセリング・セルフメイクチェック(10分)

古賀さんとのカウンセリングでは、自分のメイクにどのような傾向や癖があるかを、チェックしてもらいます。アートメイクは興味はあったものの初めてだったので、最初はドキドキでした。ですが、古賀さんのとても優しくて明るい笑顔ですぐにその緊張も解けました。フレンドリーに接してくれるので、とても話しやすい方です!

アートメイク以外の美容医療の施術では、メイクオフをすることがほとんどですが、アートメイクの場合は、あえて目元のメイクはしたままカウンセリングを受ける点が特徴です。古賀さんが私のセルフメイクの状態を見て、左側の眉の眉頭が描けていなかったり、左右差があったりと、全体的にバランスが取れていない現状を指摘してくれました。自分でも、左眉がどうしてもうまく描けず、また、左右の太さが均一ではないのが大きな悩みだったので、古賀さんさすが!と思いました。

プロ視点で描く眉って、自分で描くのと全然違うんだろうなぁとカウンセリングを受けながらリアルに感じるとともに、どんな素敵な眉にしてもらえるのだろうとワクワクが高まっていきました。

 

②デザイン決め(1時間)

アートメイクは、目の位置に合わせて骨格トータルで見てデザインしていきます。まず、目の幅を計ります。専用のペンシルを使って小鼻から目尻の延長線上に眉尻を取り、眉頭と眉尻を仮で決めていきます。

「並行眉にしたい」「短いラインにしたい」などの要望が出てきます。患者さんによって骨格が違うので、その方の骨格をベースにし、可能な範囲内でデザインを提案してくれます。

また、見せたい印象でも提案してもらうことができます。若く見せたい人であれば眉頭を離し、大人っぽく見せたい人はノーズシャドウの部分に色素を入れるなどの方法があるようです。

「どういう眉にしたいですか?」と古賀さんに聞かれ、眉が濃くて丸みがないと感じていたので「柔らかい雰囲気の眉にしたい」と希望を伝えました。太さの好みはこだわりがなかったので、もともとの眉幅に合わせてもらいました。

施術後は日数が経つにつれて皮膚が縮んで眉が細くなるため、この時点では気持ち太めでデザインし、必要のない眉をシェービングします。

古賀さんは「こういう風にしたい」というのをできる限り汲み取ってくれるので安心して伝えることができました。このデザインの段階で、施術担当の方と細かく話し合ってお互いのミスコミュニケーションがないようにするのは、後々非常に重要です。ここでしっかり自分の要望を伝えることをおすすめします。

(寝ているときと起きているときでは眉の見え方が変わるので、一度起きて、チェックします)

しっかりと1時間も時間をかけて納得のいくデザインを見つけていくのが古賀さん流。「ちょっと気になること、見慣れないことがあればなんでも言ってくださいね!」と細かく聞いてくれました。細かくいろいろとヒアリングをしてくれたので、とても信頼できる施術者の方だと感じました。「古賀さんならきっと満足できる眉にしてくれる!」と確信したので、デザインで悩んだ時は、全て判断をお任せしました!

 

③デザインしたものの上に紫色のマーカーで色を付ける

 

④表面麻酔(約30分)

 

⑤色決め

麻酔の間に使うカラーを、カラーチャートを見ながら決めていきます。使うカラーは全部茶色で微妙に濃さが違います。髪の毛や瞳の色に応じて決めるのが基本方針ですが、1回目の施術では少し明るめのライトブラウンをおすすめしているそうです。

というのも、1回目の施術で濃くし過ぎてしまったら2回目で明るくすることができないないからです。そのため、1回目は薄くして、2回目で気になるようであれば濃くするのが一般的です。物足りないと感じたときに2回目で調整できた方が安心ですよね!

また、ここで色を決めたとしても施術後に個人差が大きく出るので参考程度に捉えておきます。その方の肌質(オイリーか乾燥か)、ホルモンバランス、ヘモグロビンの量でその後の色が結構変わることがあります。

 

⑥施術開始(施術時間約20分)

次はついに施術開始です!この瞬間少しドキドキの時間です・・・!

先端に針をつけているペン型の専用器具で眉に傷をつけ、そこに色素を入れながら、眉毛1本1本を描いていきます。

眉のアートメイクは結構痛みがあると勝手にイメージしていたので、痛みは覚悟していました。しかし、施術が始まってみると手を握り締めてしまう瞬間は30秒~1分程度しかありませんでした!後は一瞬チクっとする部分がところどころあるくらいで、こんなに耐えられる痛みだとは、良い意味で驚きでした。

また、施術時間は片方が約10分未満と短く、あっという間に完了。右眉から施術し、左眉に入ることにはもう麻酔がだいぶ効いていたので、左眉はほぼ無痛でした!

この1本1本描き足した眉毛が、完成後は本物の自分の眉のようになるので、すごい技術です!!

★次のページに続きます★

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