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美容医療コラム

美容整形で目を二重にする方法とは?各施術の価格相場を公開

 
美容整形で目を二重にする方法とは?各施術の価格相場を公開

「目が腫れぼったい」「二重の幅が気になる」など、まぶたや目元の悩みを抱えている人が視野に入れるのが二重整形です。しかし、二重整形には2つの施術方法があることをご存知ですか?

この記事では二重整形の施術法と、それぞれの価格相場について解説します。

二重整形とは

二重整形とは、生まれつきまぶたが一重や奥二重の人、加齢でまぶたが下がった人などが二重まぶたにするための施術です。二重整形のスタイルは、自然に見える奥二重、日本人に似合うとされる末広型、大人っぽい印象を受ける平行型、人形のようなぱっちりした二重などさまざまな形があります。大きくぱっちりとした目に憧れを持つ女性は多く、「プチ整形」のひとつとして施術を行う人もいます。

二重整形は大きく分けると、「切開法」と「埋没法」の2種類の施術方法があります。施術方法の選択は、現在のまぶたの状態と、術後の希望するスタイルによって決まります。では、それぞれの特徴を確認してみましょう。

切開法とは

切開法はその名の通り、まぶたをメスで切開して二重のラインをつくる施術方法です。施術は、二重ラインのうち0.5センチ〜1センチを切開する「部分切開(小切開)」と、二重のラインに沿って目頭から目尻まで切開する「全切開」の2種類があります。

施術時間はおよそ30分〜60分、施術後5日〜7日で抜糸を行います。スキンケアは抜糸翌日から可能ですが、クレンジングや洗顔は目元を刺激しないように注意が必要です。

また、運動、入浴、アルコールの摂取は血行が促進され、腫れが長引く原因のひとつです。術後1週間ほどはシャワーで済ませ、アルコールや運動は腫れが落ち着くまでは控えましょう。アイメイクは腫れが長引く恐れがあるため、2週間程度様子をみてから行います。アイメイクができない期間は外出時に眼鏡、サングラス、帽子などで目元の腫れを隠すといいでしょう。コンタクトレンズの使用は切開法の場合、抜糸するまでは控えるのが望ましいです。

腫れが気になる場合は、アイスパックを清潔なガーゼ、またはハンカチで包んでまぶたを冷やすアイシングがおすすめです。ただし、冷やし過ぎると逆効果になってしまうので、1回につき5分〜10分程度にとどめ、複数回にわたって冷やすようにしましょう。

切開法は、まぶたの脂肪が厚く腫れぼったい人や、たるみなどの悩みがある人におすすめです。また二重幅を広くしたい人や、埋没法を受けたが元に戻ってしまった人も再手術の際に切開法を行う場合があります。

切開法のメリットは、深くくっきりとしたラインをつくれる点と、幅広やぱっちりした二重など希望のデザインに近づけやすい点です。二重は幅が数ミリ変わるだけで、異なる印象を与えます。切開法はミリ単位で調整し、細かなデザインができるので、より理想のまぶたに近づけられます。さらに、埋没法と比べると抜糸後の自由度が高く、普段の生活で糸が緩む、切れるといった心配もありません。

また、切開と同時にまぶたの余分な脂肪も取り除けるので、元々まぶたが腫れぼったい人や、加齢によってまぶたが下がった人の悩みを解消に導きます。

部分切開(小切開)の場合、切開の傷は最小限に抑えられますが、たるんだ皮膚の切除や余分な脂肪の除去はできません。目元の悩みを一度に解消したい場合は、全切開による施術を検討しましょう。

一度切開法の施術を受けると、つくった二重は半永久的に継続し元には戻りません。これはメリット・デメリットの両方を伴っていて、デザインが理想と違うため元のまぶたに戻したくなったとしても叶いません。そのため、しっかりと希望のデザインや自分に似合うスタイルを、医師に相談することが重要です。

さらに、メスで切開するため、腫れや痛みが7日〜10日程度続くなど、埋没法と比べダウンタイムが長くなるのがデメリットです。

埋没法とは

埋没法とは、メスによる切開を伴わない施術方法です。医療用の細い糸と針を使用し、あらかじめ決めた二重ライン上をまぶたの内側で数カ所縫い二重をつくります。施術時間は10分〜15分程度と短時間で、痛みは切開法に比べて少なく、費用も切開法に比べ抑えられます。

埋没法の場合は切開を伴う傷や抜糸がないので、メイクは翌日から可能です。しかし、クレンジングや洗顔など、まぶたに負担がかかるアイメイクは施術後3日〜1週間から可能です。衛生面や結膜炎のリスクを考えると、傷口にしっかりしたかさぶたができる1週間後を目安に行うといいでしょう。

コンタクトレンズの使用は埋没法であれば術後すぐ可能とされていますが、ゴロゴロした違和感を抱きやすいので、術後1週間ほどは控えた方がいいでしょう。

埋没法は、まぶたの厚みがあまりない人や、まぶたの切開に抵抗がある人などにおすすめの施術方法です。埋没法のメリットは、切開を伴わないためダウンタイムが2日程度と短い点です。また糸で数カ所縫い留めるだけなので、手術跡も目立ちにくいです。

「イメージと違った」「好みが変わった」「左右差が気になる」という場合でも、手術のやり直しが可能で、糸を取れば元のまぶたの形に戻せます。

しかしまぶたを引っ張る、こするなどの行為で糸が緩んだり、取れたりする恐れがあります。また、この点が埋没法のデメリットといえるでしょう。

二重整形の価格相場

埋没法と切開法の費用を比較すると、埋没法のほうが安価です。また、大手クリニックには、お試しプランや学割、特別キャンペーンなど、比較的費用を抑えたものが多いです。

それぞれの価格相場を確認してみましょう。

埋没法

埋没法はメスを使う切開法に比べ、比較的安価です。費用の相場は50,000円〜300,000円程度と、クリニックによって大きく異なります。一部の大手クリニックでは、両目で9,000円程度からといった1万円以下のプランもあります。

埋没法は、糸の緩みや切断が起こると再手術が必要で、クリニックによっては有料で行っているケースもあります。

施術後1年〜5年の保証がついている場合もあり、再手術が必要になっても保証期間内であれば再手術の費用はかかりません。クリニックを選ぶ際は、再手術の保証があるかを判断基準に加えましょう。

切開法

切開法はメスを使用して行う施術なので、埋没法と比べると費用が高額です。費用の相場は190,000円〜450,000円程度と、こちらもクリニックによって大きく異なります。大手クリニックでは両目98,000円からと、比較的低価格で行っているケースもあります。

切開法はまぶたを切開するので、施術前の状態に戻りません。しかし、改善が客観的に認められない場合、再手術が必要になるケースがあります。施術後1年の保証や保証期間内の再手術は無料で受けられるなど、クリニックによって保証内容はさまざまです。クリニックを選択する際は、保証がついているクリニックを選択するといいでしょう。

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まとめ

顔の印象を大きく変える、「目元」の悩みを抱えている人は多いでしょう。そのような悩みを解消できる二重整形には、埋没法と切開法の2種類があります。どちらの施術方法も、それぞれのメリット・デメリットをよく理解することが大切です。仕上がりにも個人差が出やすいので、現在のまぶたの状態と理想を医師に相談し、施術方法をよく検討しましょう。

クリニックを選択する際は、医師の技術や実績だけではなく、保証期間の有無も重要です。しっかりと確認をして、悩みの解消を目指しましょう。

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