BEAUTY COLUMN

BEAUTY COLUMN

美容医療コラム

小顔になる整形の方法とは?施術の種類や作用について解説

 
小顔になる整形の方法とは?施術の種類や作用について解説

生まれつきの骨格によって、エラが張っていたり、頬骨が高かったりすると顔が大きく見え、それをコンプレックスに感じている方もいるでしょう。

「エラの張りをどうにかしたい」「顔の脂肪を減らして小顔に見せたい」など、顔の大きさに悩んでいる方は、美容整形が選択肢のひとつです。

気になる部位の悩みと小顔の関係を解説し、小顔整形の施術の種類や作用についてもご紹介します。

気になる部位の悩みと小顔の関係

体重に問題がない、またはダイエットが成功したとしても顔が大きく見えると、太っている印象を与えます。顔が大きく見える原因には、頬のふくらみ、二重あご、フェイスラインのたるみ、エラの張りなどがあります。

顔が大きく見えるのは、顔に脂肪が多くたるみが出るタイプと、生まれつきの骨格によるタイプに分かれます。

そこで、各部位の悩みと小顔の関係性について詳しく解説します。

頬のふくらみ

頬は皮膚の層や箇所によって、脂肪がたまりやすい場所です。また、血行が悪かったり、顔の筋肉を動かさなかったりするのも、脂肪がたまりやすい原因になります。脂肪がたまると皮膚のたるみが起き、顔が大きく見えてしまうのです。

脂肪溶解注射や脂肪吸引などで脂肪を減らすと、たるみの予防につながります。

二重あご

二重あごは、顎の下に脂肪がついた状態です。一度脂肪がつくと、ダイエットをしても解消するのが困難です。

二重あごには、ピンポイントで顎下の脂肪を減らす施術がおすすめです。脂肪溶解注射や脂肪吸引などで脂肪を減らすことで、二重あごとたるみの予防につながります。

フェイスラインのたるみ

顔には脂肪・筋肉・皮膚があり、顔についた脂肪の重みによってたるみができます。運動不足や加齢が原因で、皮膚と筋肉のハリや弾力が低下して皮膚がたるむのです。

フェイスラインがたるむと顔の面積が大きく見えるので、予防するにはフェイスラインを整える糸リフトやハイフなどの施術がおすすめです。

エラの張り

エラの張りの原因は主に2つあり、1つはもともとの骨格が出ている場合、もう1つは生活習慣です。歯ぎしりや食生活などでエラの筋肉が発達すると、エラが張る場合があります。

また、筋肉が発達していると運動神経を刺激する物質「アセチルコリン」が過剰に分泌されます。アセチルコリンが原因でエラの筋肉が発達している方は、筋肉の動きを抑えるボトックス注射がおすすめです。骨格の形が原因でエラが張っている方は、輪部矯正手術といった施術が適しています。

小顔の整形で切る?切らない?の違いを解説

最近の美容整形では、切らない施術「プチ整形」が多くあり、施術の選択肢が増えてきました。プチ整形に分類されるかどうかの大きな違いは、メスを使用して皮膚を切るか切らないかです。

具体的には、骨格を削る輪部矯正手術はメスを使います。一方で、筋肉の動きを抑えるボトックス注射、脂肪細胞を分解する脂肪溶解注射などのメスを使わない施術は、いわゆるプチ整形に分類されます。

どの施術を行うかは目的や予算によって決まるため、事前にしっかり医師のカウンセリングを受けましょう。

また、切る・切らない施術には、それぞれメリットとデメリットがあります。

「切る施術」には、痛みやダウンタイムがあり、施術時間が長く費用もかかりますが、持続性は長く根本的な悩みの改善が期待できます。

「切らない施術」は、切る施術に比べて痛みが少なく、ダウンタイムや施術時間が短いケースが多かったり費用も抑えられたりしますが、持続期間は短いです。

それぞれのメリットとデメリットを、理解した上で施術を行うようにしましょう。

施術の種類や作用について

気になる施術の種類や作用について詳しく解説します。

ボトックス注射

エラ張りの解消を目的とする、切らない小顔整形のひとつです。ボトックス注射を打つと、エラの筋肉の動きを和らげ、筋肉が萎縮するのでスッキリとした小顔を目指せます。

持続期間は半年〜1年程度で、繰り返し打つと作用は長くなります。施術の継続が必要となりますが、腫れなどの副作用やダウンタイムがほぼないので、体への負担が軽減されます。メイクは、施術当日から可能です。

脂肪溶解注射

頬のふくらみや二重あごで悩んでいる方におすすめなのが、脂肪溶解注射です。皮下脂肪の気になる部分に脂肪溶解注射を打ち、分解した脂肪細胞を尿や汗と一緒に排出させます。脂肪細胞が減少するため小顔に期待できる施術で、部分的なサイズダウンも図れます。

脂肪溶解注射もボトックス注射と同様に、ダウンタイムがほぼありませんので、痛みや腫れが少ない施術方法の1つです。

ハイフ

超音波を用いて、たるみの原因となるSMAS筋膜へアプローチする施術です。超音波がSMAS筋膜にあたると、コラーゲンの生成が促されて肌に弾力が生まれ、顔が引き締まって見えます。

強い痛みなどの副作用はありませんが、やけどやかぶれなどのリスクを伴います。

糸リフト

糸リフトは、糸を挿入して脂肪をつり上げたるみの改善を目指す施術で、加齢で垂れ下がった脂肪が原因のたるみにおすすめです。「溶ける糸」と「溶けない糸」があり、糸にもよりますが持続期間は6か月〜3年程度です。

副作用として、糸を挿入した部分が腫れたり、皮膚のつっぱり感を起こしたりする場合があります。皮膚のつっぱりは、皮膚の引き締めや張りをもたらし、コラーゲンを生成している証です。これらの副作用は、1週間程度でなくなります。

脂肪吸引

脂肪吸引は耳の付け根から吸引棒を挿入し、頬や顎の脂肪を吸引する施術です。二重あごや頬のふくらみが気になる人におすすめです。

施術時間は、20分〜30分ほどです。副作用として腫れやむくみ、内出血などが出る場合がありますが、数日~1週間程度でおさまります。耳の付け根から吸引棒を入れるので、傷跡が目立たないのがメリットです。

バッカルファット摘出

バッカルファットとは頬の内側の奥にある、黄色の塊(頬脂肪)です。口の中で吸ったり噛んだりするとできる塊が、バッカルファットです。バッカルファットを摘出すると、たるみやブルドッグ顔の予防、改善などに期待できます。

口内を約5ミリ切開して除去するので、内出血や腫れなどの副作用が1週間ほど出る場合があります。ダウンタイムは1週間程度と短く、持続期間は半永久的です。

輪郭矯正手術

頬・顎・エラなど気になる部位の骨を削り、顔の形を整える施術です。エラ張りで悩んでいる人や、顎の長さが気になる人におすすめです。口の中や耳の生え際から切開をして骨を削ります。骨そのものを矯正するため、半永久的に作用が持続します。

副作用として、腫れ、出血、感染、顔面神経まひ、下口唇の知覚低下、歯のかみ合わせが悪くなる、などがあります。

自分の理想の形にならない場合もあるので、切る施術を希望するときは病院選びを慎重に行いましょう。

美容整形のイメージに変化あり?美容整形でできることとクリニックの選び方

まとめ

顔の大きさがコンプレックスで、髪の毛で隠している、化粧でごまかしている人は小顔整形を視野に入れて見ましょう。

最近では小顔整形だけでも、さまざまな施術の種類があります。方法や作用なども各施術で異なるため事前に医師とよく相談し、自分の目的や予算に合った施術を検討しましょう。

 

NEW

最新記事

MONTHLY RANKING

月間ランキング