DOCTOR'S INTERVIEW

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美容対談シリーズ

愛沢えみり×大場教弘(プリモ麻布十番クリニック)【美容対談シリーズ③】愛沢えみりの顔は目標にしやすい顔!?

医学が進歩するほど修正したい人は増える!

えみり

自分でやっててびっくりしてることなんですけど、鼻は一番変化があるわりに意外と何度でも修正がしやすいのかなって。

何度でもと言うと…(笑)。もともとの組織が壊れすぎているとやっぱり治す限界はありますよ。

大場

えみり

「組織が壊れすぎる」のは一番最初の手術が重要だったりするんですか?

どの段階で壊れるかはわからないんですけど、切ってはいけないところが切られているとかそういうことがあると、やっぱりまっさらな状態よりかはハードルが上がりますよね。それでもわれわれ形成外科医はそんなシビアな状況でもある程度期待に応えられるように日々診療にあたっているわけですが…だからと言って何度でもというワケでは(笑)。

大場

えみり

そうですよね(笑)。何度でもではない、ですねwww

一回で決まるのが一番幸せですよね(笑)。でも一回で決まらなくても修正がしやすい状況にしておけば二回目に目標が達成できたりとかも。時間がたって要望が変わることはありますので、調整しやすいような手術だといいなと願います。

大場

えみり

私もそうなんですけど、過去の整形の修正をしたい人って増えてますか?

そうですね、美意識の高い方は。あとやっぱり技術や素材の進歩でいまはもっと綺麗に手術できるようになったので。ネットとかSNSでいまは簡単に情報も手に入れられるので、「いまこんなことできるんだ」って直したくなるのかな。医学が進歩すればするほど修正したい人は増えるんだと思います。

大場

えみり

確かにそういう方も多いですね。単純にデザインを変えたいという方以外にも…。

流行りを追い求める方もいますよね。若い方はより華やかにしたい傾向がありますけど、20代後半になってくるとちょっと落ち着きたいと意識が変わって、二重の幅を狭くする方も。勢いで高くしすぎた鼻ももうちょっと低くおとなしくしたほうがいいかな、でも全部取っちゃって元に戻るのは嫌だから修正を、という方もいます。

大場

えみり

そこは悩まずにカウンセリングに行くのが良さそうですね。

そう思います。二重の幅が広いのが流行ったときに切開をした人であきらめちゃう人も多いと思うんですけど、狭くする手術もありますし。目頭切開もそうです。出しすぎた目頭も戻すことはできるし、傷跡が気になる場合も脂肪注入などで形を変えずに改善することもできます。脂肪注入もテクニックが進歩しているので。なので、いろんな領域で修正できる可能性はありますよ。

大場

えみり

切開したら直せないと思っている人は多いと思うので、このお話は希望が持てますね!

もちろん難しい手術ではありますけど、まずは相談してみてください。

大場

 

 

修正しやすい人、しにくい人

えみり

目と鼻の修正で多いお悩みはなんですか?

鼻は鼻先の修正が多いです。高すぎる、細すぎる、あるいは向きを直したいとか。そういう場合は鼻中隔延長術を基本として直したりします。あとは上の部分。プロテーゼが細すぎるとか、動いちゃうとか。曲がって入ってしまっていてバレやすいとか多いですね。そういうときはオーダーメイドのものに変えるとフィットしてバレにくいので変えるといいと思います。小鼻も一度切りすぎちゃったらあきらめるしかない時代もあって、学会で数年前に発表したんですが小鼻に軟骨を移植したり皮膚を移動させたりして形をできるだけ自然に変える鼻翼修正術というのも開発してやっています。悩みを少しでも救える手術はだんだん増えてきていますね。

大場

えみり

私はいま32歳なんですけど、同世代の方から過去の派手にした整形を年齢的に落ちつかせたいって相談はよくいただくんですよ。

「自然にしたい」っていうのは修正の相談でよく聞く言葉で、うちはそういう気持ちをよく理解できますので、提案させていただくようにしています。

大場

えみり

修正をしやすい人、しにくい人っているんですか?

何回もやっていないことや、前回の手術で凝ったことをしていなくてシンプルな手術をされていると比較的直しやすいです。「凝った」というのは、ただ糸で縛るとかただ既製品のプロテーゼを入れるとかではなくて、軟骨をあちこちから入れているとか組織をたくさん取って結んで形を一生懸命変えようとした。けどだめだった…みたいな複雑な手術のことですね(苦笑)。そういう状態の修正はやっぱり時間が余計にかかっちゃいます。なので修正の手術は時間に追われないようにできるだけゆとりを持って枠をとるようにしています。

大場

えみり

修正をしたときに、前の先生の手術が綺麗だったからやりやすかったと言われたことがありました!

そういう先生だったら何回手術してもやりやすいです。問診でどこのクリニックで何を受けたかのかは伺うようにしていて、それを読んで「あ~これは大丈夫だ」とか「これはちょっとやばいかな」っていうことは正直あります(笑)。

大場

えみり

その「上手」っていうのは見た目の綺麗さじゃないわけですよね? 切ってみないとわからないともよく言いますけど。外側を綺麗にするのはもちろんそうなんですけど、中の組織までちゃんと綺麗にしてくれるのがやっぱり上手な先生なんでしょうか。

そうですね。だから前回の手術が「大丈夫そうな」先生だとしたら、手術する前でも「たぶん大丈夫です(うまく修正できると思います)」と言えたりもします(笑)。

大場

えみり

本当に貴重なお話!今日お話できて本当に良かったです。最後に、言える範囲で(笑)先生が思う上手な先生やクリニックの選び方を教えてほしいです…!

その先生の症例写真をできるだけ見たり、どんな論文や学会発表をされているかをチェックする。手術しているところとかその結果を見せられる先生は自信があるんだと思うんですよ。自分のクリニックではこれくらい変えられますという目安を提示しているわけだから。そういうのは下調べとしてはいいと思います。それで候補の挙がった先生が何人かいる場合、そのクリニックを回られてお話を聞くのがやっぱり良いと思います。それで一番納得できたところでお受けになるといいんじゃないかな。

大場

えみり

これはぜひ皆さんに参考にしてほしいですね。大場先生ありがとうございました!

 

 

対談パートナー

愛沢えみり

BETICA 運営代表

株式会社voyage代表
アパレルブランドEmiriaWizの運営のほか、美容や飲食業のプロデュース、メディア運営等を行っている元歌舞伎町No1キャバ嬢。

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