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美容医療コラム

薄毛対策できるシャンプーの種類を紹介!選ぶ際のポイントとは?

 
薄毛対策できるシャンプーの種類を紹介!選ぶ際のポイントとは?

「薄毛対策できるシャンプーはどれも同じ」と思っていませんか?また、「種類が多すぎて何を基準に選んだらいいのかわからない」という方もいるでしょう。

実は、薄毛対策できるシャンプーにはいろいろな種類があり、配合されている成分によって期待できる作用も異なります。頭皮環境に合わないシャンプーを選んでしまうと、かえって薄毛が進行する恐れもあるので、正しい方法で薄毛対策を行いましょう。

ここでは、薄毛対策できるシャンプーがもたらす、頭皮への作用や種類を解説します。あわせて、シャンプーの選び方もご紹介しますので、薄毛で悩む方はぜひ参考にしてください。

 

シャンプーは薄毛対策になる?

薄毛対策できるシャンプーに、「育毛シャンプー」が挙げられます。

育毛シャンプーには、頭皮の環境を整える成分が配合されており、「髪にハリやコシを与える」「フケ・かゆみの予防」「抜け毛の予防」といった作用が期待できます。ただし、育毛シャンプーには発毛作用がないので、発毛を求める方は発毛剤を使用したほうがいいでしょう。

また、正しい方法でシャンプーをしないと、頭皮を傷つける恐れがあります。シャンプーする際には、次の手順に沿って行いましょう。

  1. 髪を前洗いする
  2. シャンプーを手に取り泡立てる
  3. 泡立てたシャンプーで優しく頭皮を洗う
  4. 髪の根元からシャンプーをきちんと洗い流す
  5. ドライヤーで乾かす

髪と頭皮には、ほこりや汗などの汚れが付着しています。汚れを落としやすくするために、髪を前洗いしましょう。

また、洗い方にも注意が必要です。シャンプーを直接頭皮に乗せた状態で泡立てると、指にムダな力が入り、頭皮を傷つける恐れがあります。頭皮への負担を軽減するためにも、シャンプーを手のひらでしっかりと泡立ててから、優しく洗いましょう。

そして、シャンプーが頭皮に残ったままだと、フケやかゆみの原因となります。シャンプー後はすすぎ残しがないよう、丁寧に洗い流すことが大切です。さらに、タオルドライしたまま放置すると、ホコリが頭皮に付着し、雑菌が繁殖する恐れがあります。タオルドライした後は、必ずドライヤーで乾かしましょう。

薄毛対策になるシャンプーの種類

「育毛シャンプー」といっても、いくつか種類があります。薄毛対策になるシャンプーの種類を見ていきましょう。

アミノ酸系シャンプー

育毛シャンプーのひとつに、「アミノ酸系シャンプー」があります。アミノ酸系シャンプーは洗浄力がマイルドで、必要以上に皮脂を取り除かないため、頭皮の乾燥を防げます。また、頭皮への負担も少ないので、敏感肌の方にも適しています。

アミノ酸系シャンプーには、「N-アシルタウリン塩」「アシル化グルタミン酸塩」などが配合されています。シャンプーを選ぶ際に、成分を確認しましょう。

ちなみに、「アミノ酸系シャンプー」と「アミノ酸シャンプー」は類似していますが、作用が全く異なります。洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーに対し、アミノ酸シャンプーには洗浄力が強い特徴があります。

ベタイン系シャンプー

「ベタイン系シャンプー」もアミノ酸系シャンプーと同様に、マイルドな洗浄力で肌に負担をかけずに洗浄できます。乾燥肌の方や敏感肌の方は、ベタイン系シャンプーが適しているでしょう。

成分表示に、「コカミドプロピルベタイン」「ラウラミドプロピルベタイン」などと書かれています。

ただし、ベタイン系シャンプーは、スタイリング剤などの整髪料を落としにくいデメリットがあります。整髪料を日頃使用している方は、スタイリング剤の洗い流しを防ぐためにも、先にワックスリムーバーやぬるま湯などで、スタイリング剤をしっかり落としてからシャンプーしましょう。

保湿成分配合シャンプー

頭皮の乾燥が引き起こす「フケ・かゆみ」で悩んでいる方には、保湿成分配合シャンプーがおすすめです。保湿成分配合シャンプーには「ヒアルロン酸」や「グリセリン」といった成分が配合されており、洗いながら頭皮の乾燥を防げます。

頭皮の保湿には、フケ・かゆみ・皮脂の過剰分泌による頭皮トラブルを避けられるだけではなく、今生えている髪にもハリ・ツヤを与えられるというメリットもあります。

また、髪を作る細胞に栄養供給する「毛乳頭」に働きかけると同時に、発毛サイクルを整える作用も期待できます。

薄毛対策になるシャンプーを選ぶ際のポイント

正しく薄毛対策を行うためには、シャンプーの選び方が重要です。薄毛対策になるシャンプーの選び方を解説します。

肌質に合った成分が含まれているシャンプーを選ぶ

肌質に合っていないシャンプーを使用すると、かえって頭皮環境を悪化させ、薄毛を助長する恐れがあります。

乾燥肌の方には、保湿成分が含まれたシャンプーが適していますが、脂性肌の方には炭の吸着作用で頑固な皮脂汚れを取り除く、炭シャンプーが適しています。また、炭酸泡で毛穴に詰まった汚れを落とす炭酸シャンプーを週に数回使用すると、ベタつきが解消されて頭皮を清潔な状態に保てます。

ただし、炭酸シャンプーは洗浄力が強いので、頭皮環境の悪化を防ぐためにも、過度な使用は避けましょう。使用時には、パッケージに記載されている使用方法を必ず守ってください。

添加物が配合されていないシャンプーを選ぶ

シャンプーには、頭皮や髪に付着した汚れを落とすために添加物が配合されていますが、人によっては頭皮に刺激を与える場合もあります。シャンプーを選ぶ際には、配合されている成分をしっかりと確認し、次のような添加物が配合されていないものを選びましょう。

  • BHT(酸化防止剤)
  • ジブチルヒドロキシトルエン(防腐剤)
  • ベンジルアルコール(防腐剤)
  • イソプロパノール(防腐剤)

なお、これらの添加物が配合されていない場合でも、頭皮に痛みやかゆみといった違和感を覚えたときは使用を中止してください。

薄毛対策をしたい場合は美容クリニックでの施術がおすすめ!

「セルフケアでは心配」という方は、美容クリニックでの施術がおすすめです。その理由を見ていきましょう。

症状に応じたさまざまな施術がある

「自分で薄毛対策をしてみたけど、思っているような作用が現れない」と、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

美容クリニックでは保険適用外の施術を中心に、さまざまな治療を取り入れています。また、症状に合わせて複数の施術を組み合わせられるので、効率よく薄毛対策ができます。

美容クリニックで施術を行い頭皮環境が整うと、薄毛対策シャンプーの作用も高められるでしょう。

誤った薄毛対策を避けられる

市販の育毛シャンプーや育毛剤でも薄毛対策はできますが、もし肌質に合っていないシャンプーや育毛剤を選ぶと、余計に頭皮環境を悪化させる恐れがあります。

美容クリニックでは薄毛のタイプや症状など、医師が確認した上で施術方針を決定するので、誤った薄毛対策が避けられます。自分に合った方法で薄毛対策をしたい方は、美容クリニックでの施術が適しているでしょう。

今すぐできる薄毛対策とは?予防・改善するための方法についても紹介

まとめ

薄毛対策できるシャンプーに発毛作用はありませんが、頭皮の環境を整えると同時に、「髪にハリやコシを与える」「フケ・かゆみの予防」「抜け毛の予防」といった作用が期待できます。ただし、シャンプーの選び方によっては、かえって頭皮環境を悪化させる恐れがあります。

セルフケアが心配な方は、美容クリニックでの薄毛対策がおすすめです。美容クリニックなら、医師の診察結果をもとに症状に応じた薄毛対策ができるので、誤った薄毛対策が避けられます。また、さまざまな方法を組み合わせられるので、効率よく薄毛の進行を防げるでしょう。

監修者

薄毛対策シャンプーには、いろいろな種類がありますが、自分に合っていないものを選択するとかえって頭皮の環境を悪化させます。薄毛対策を正しく行うために、シャンプーを選ぶ際のポイントをご紹介します。

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