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美容医療コラム

鼻の整形のダウンタイムは?術後の経過と過ごし方を解説

 
鼻の整形のダウンタイムは?術後の経過と過ごし方を解説

整形を検討するときに、もっとも気になる点のひとつがダウンタイムではないでしょうか。ダウンタイムは施術方法によって期間や症状は異なりますが、一般的に外科的な施術を行った場合のダウンタイムは長くなり、さまざまな症状が現れます。ダウンタイム中の負担を軽減するためには、ダウンタイムの症状と過ごし方の理解が大切です。

ここでは鼻の整形に伴うダウンタイムの症状と、ダウンタイムのNG OK行動をご紹介します。

鼻の整形は手術方法でダウンタイムが異なる

鼻の整形には、さまざまな施術方法があります。骨を削ったり鼻の内側から切開したりするような外科的な方法もあれば、ヒアルロン酸を注射器で注入する方法など、鼻の整形は施術によって難易度が異なります。一般的に、難易度が高くなればなるほどダウンタイムの期間は長くなりますが、期間や症状には個人差があります。

鼻手術はダウンタイムの期間や症状などを正しく知った上で、計画的に行うようにしましょう。

鼻整形のダウンタイムの症状と経過

ダウンタイムとは術後に痛みや腫れなどの症状が起きる期間のことで、手術によるダメージが回復していく自然な過程でもあります。

ダウンタイムの期間や症状には個人差はありますが、どのような症状かを知っておくと、それがダウンタイムで起こっているのか、受診が必要なものかを判断するひとつの基準になります。整形は施術が終わって終了ではなく、ダウンタイムを含めた術後のアフターケアが大切です。

それではダウンタイムの代表的な3つの症状をご紹介します。

痛み

鼻整形の施術方法によっても異なりますが、外科的な施術の場合は痛みを伴います。手術中は麻酔が効いているので痛みを感じませんが、術後麻酔が切れはじめると徐々に痛みが現れます。

傷口の痛みは数日で治まりますが、鼻全体に感じる鈍い痛みは1週間程度続くケースもあります。痛みがあるときは我慢せずに、処方された痛み止めを服用しましょう。

腫れ

腫れは術後すぐに現れ、23日でピークを迎えます。その後は徐々に治まりますが、腫れと同時にむくみが生じるケースも多く、長い方だと約2カ月続く場合があります。クリニックによっては鼻を固定する他、腫れやむくみの軽減や出血を抑えるためにテーピングやギプスを使用します。

鼻の形が整ったかどうか最終的に確認するには、術後6カ月の経過観察を行うクリニックもあります。鼻整形の施術を終えるまでには、長期間かかると考えておきましょう。

内出血

施術直後から鼻全体に、うっすらと内出血が起こります。日が経つにつれ徐々に黄色っぽい内出血が、肌から頬にかけて広がり目立つようになります。個人差はありますが約2週間~3週間で自然に吸収され、気にならない程度にまで回復します。

鼻整形のダウンタイムのNG行動

ダウンタイムは回復までの重要な期間です。整形手術も他の手術と同じように、体に大きな負担がかかるので、ダウンタイム中は無理せず体を休めましょう。

ダウンタイムの症状を軽減するために、ダウンタイム中に控えてほしい3つのNG行動をご紹介します。

飲酒

鼻の整形はどんな施術方法であっても、鼻周辺の組織が傷ついている状態です。自分が思っている以上に、体には負担がかかっています。鼻の整形に限らず、どんな手術であっても術後は飲酒を控えることが基本です。

アルコールには血行を促進する作用があるので、腫れや出血がひどくなる恐れがあります。また、転倒し思いがけず鼻をぶつける恐れも考えられます。施術当日だけではなく、ダウンタイム中の飲酒は控えましょう。

睡眠不足

術後の体は大きな負担がかかっており疲れやすい状態ですので、睡眠をしっかり確保して疲れをためないようにしてください。

体が疲れた状態が続くと、治癒力が低下して術後の傷が治りにくくなるだけではなく、細菌感染などのさまざまなトラブルが起こりやすくなります。また、睡眠中はうつぶせにならないように気をつけましょう。

ダウンタイム中は症状や見た目が気になりストレスを抱えやすくなるため、リラックスして過ごすよう心がけてください。

負担をかける行為

術後は鼻に傷がついているだけではなく、鼻自体の形が定着していないので負担がかかるような以下の行為は避けましょう。

  • 長時間、眼鏡をかける
  • 鼻を強くかむ
  • 力を入れて洗顔を行う
  • マッサージをする

鼻の状態が安定しないまま強い衝撃を受けると、鼻の形が変わる恐れもあります。日常生活の中で何気なく行っている行為が、鼻にとって大きな負担になっている場合もあるのです。一般的に術後約3週間で傷口は安定しますが、施術方法や個人差があるため、鼻の状態や症状を確認しながら、徐々に通常の動作に戻していきましょう。

鼻整形のダウンタイム中のOK行動

ダウンタイム中のNG行動をご紹介しましたが、症状が軽減されてきているようであれば、行っても大丈夫な行動もあります。日常生活を送る上で、ダウンタイム中でもできるOK行動を把握し、少しでもストレスを軽減しながらダウンタイムを乗り切りましょう。

メイク・洗顔

術後2日ほどが経過すれば、メイクや洗顔は可能です。ただし、鼻を触るのが怖い、不安を感じるという場合、無理なメイクは控えましょう。鼻以外の部分をメイクするだけでも印象は変えられます。

メイクするときは、鼻に力が加わらないようやさしく行うのが基本です。洗顔やクレンジングを行う際は鼻の傷跡に触れたり、ゴシゴシを擦ったりしないように気をつけましょう。

シャワー

シャワーは施術当日から可能です。ただし、ギプスをしている場合は濡れないように注意が必要です。また、ギプスをしていない場合でも、鼻を濡らしたり擦ったりしないようにしましょう。

湯船に浸かれるのは、術後1週間が経過してからです。湯船に入ると血行が促進されるため、腫れや出血の原因になる恐れがあります。症状の悪化を予防するためにも術後すぐはシャワーのみにしましょう。

ダウンタイムで気になる症状があるときは受診しましょう

術後2週間以上経過しても痛みや腫れが軽減しない場合は、施術を行ったクリニックを受診しましょう。自己判断でそのまま放置しておくと、重大な症状を招く恐れがあります。

またダウンタイムの症状が軽減していても、鼻に違和感がある場合は、早めに受診してください。

美容整形のイメージに変化あり?美容整形でできることとクリニックの選び方

まとめ

鼻の整形は、施術方法によってダウンタイムの期間や症状が異なります。ダウンタイムも施術の一部です。手術や施術が終わったからといって、NG行動をしてしまうとダウンタイム長引く、重大な事態を招くなどの恐れがあります。

ダウンタイム中は不安なことも多いと思いますが、気になる症状がある場合は、早めにクリニックを受診してください。

また手術を伴う施術の場合は、クリニック選びも大切です。信頼のおける医師がいるクリニックで施術を行いましょう。

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