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美容医療コラム

健康的に痩せよう!痩身マッサージの種類と期待できる作用などを解説

 
健康的に痩せよう!痩身マッサージの種類と期待できる作用などを解説

「痩身」とは痩せた体、または引き締まった体を指します。体重や体脂肪を落とすのも痩身のひとつですが、ただ痩せればいいというものではなく、最近は特に健康的な痩身を目指す方が増えています。

この記事では、セルフケアでできる痩身マッサージの種類と作用などを解説します。健康的に痩せやすい体を目指すコツ、美容クリニックの痩身に対応したメニューもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

痩身マッサージとは

痩身マッサージは、痩せやすい体作りを目的にしたマッサージです。セルフケアで二の腕やお腹をほぐしたり、エステサロンでリンパトリートメントをしたり、マッサージにより代謝をUPさせて脂肪燃焼を促します。

痩身は「医療痩身」と「痩身エステ」に分けられますが、医療痩身は脂肪細胞の減少や除去を目的としている施術なので、エステサロンで行うメニューとは作用や目的が異なります。

また、医療痩身は医師や看護師など医療従事者による施術ですが、エステサロンの瘦身エステは医療関係の資格がない人でも施術を行えます。

痩身マッサージで期待できる作用

部分痩せ

二の腕、太もも、お腹など、自分の気になる部分を集中してマッサージすると、部分痩せが期待できます。継続が成功への近道なので、まずは気になる部位からのマッサージをおすすめします。マッサージに慣れてきたら、施術する箇所を増やしましょう。

マッサージは継続すると、その部位に新たな脂肪が溜まりにくくなるので、セルライトの定着防止にもなります。

むくみや疲れの解消

リンパは、タンパク質、脂肪、糖分などの老廃物をスムーズに排出したり、免疫機能を高めたりする役割があります。リンパの流れが悪くなると、体内に老廃物や水分が溜まりむくみやすくなりますが、痩身マッサージによる刺激で、老廃物が体外に排出されてスッキリします。

また、リンパの流れが悪くなると肩こりや疲労感などが生じやすくなり、免疫機能や代謝が低下します。マッサージにより巡りがよくなると、心身ともに軽くなります。

基礎代謝アップ

痩せづらいと感じている方は、基礎代謝が低いからかもしれません。基礎代謝は普段の生活習慣が影響しているので、痩せやすい体になるには、マッサージによって体温や基礎代謝を上げる必要があります。

痩身マッサージ以外にも、適度な運動や水分(常温の水や白湯)摂取、体を温める食材の補給などで基礎代謝を上げられます。

痩身マッサージをするときのコツ・注意点

痩身マッサージを行うには、4つのポイントがあります。

継続する

マッサージは継続が大切です。テレビを見ながらしたりお風呂上りにしたりなど、自分のやりやすい方法や時間帯を選びましょう。

お気に入りの音楽を聴きながら、アロマキャンドルを焚くなど、リラックスできる環境で行うのもおすすめです。

お風呂上りのタイミングで行う

お風呂上りは体が温まっており、血行やリンパの流れがよくなっています。お風呂上りのマッサージを習慣化すると、継続しやすいだけではなくより変化が期待できるでしょう。

食後や飲酒後のマッサージは控える

飲酒後にマッサージを行うと、お酒が回りやすくなり危険です。また、食後のマッサージは、体調不良や消化不良を起こしやすいです。

食事から2時間~3時間空けて、マッサージを行うようにしてください。

力を入れ過ぎずに行う

力を入れてマッサージをすると、肌に刺激を与えてトラブルを起こす恐れがあります。優しい力加減でリンパを流しましょう。

マッサージの摩擦による肌トラブルが心配な方は、オイルやクリームなどを塗り滑りやすくしてから行うのがおすすめです。

部位別痩身マッサージのやり方

痩身マッサージをするときのコツや注意点を踏まえて、代表的な部位のマッサージのやり方についてご紹介します。気になる部位がある方は、実践してみてください。

お腹の痩身マッサージ

(1)おへそを中心に、両手を重ねた状態で時計回りにグルグルと優しくマッサージ

(2)お腹全体を両手の平で下腹部まで上から下にさする(みぞおちあたりから下腹部まで)

(3)ももの付け根(鼠径部)に両手をあてて、外側から内側へ軽く押しながらさする

(4)脇腹の肉をつかんで、もみほぐすようなイメージで大きく動かす

脚の痩身マッサージ

(1)足の指に手の指を挟み、足首を優しくゆっくり回す

(2)足の指を1本ずつ持って、前後に数回動かす

(3)握りこぶしを作り、足裏の指からかかと(上から下)をこする

(4)アキレス腱のくぼみに親指と人差し指を入れて、つまみながらふくらばぎの下から上にマッサージする(約10回)

(5)(4)の部分から太ももまでを、第1関節から第2関節の指の背(グー)を使って、マッサージする(約10回)

(6)両手で太ももをつかみ、タオルを絞るイメージでマッサージをする

二の腕の痩身マッサージ

(1)脇のくぼみ部分を、円を描くようにマッサージ

(2)二の腕をもみほぐし、その後脇の下にあるリンパへ流す(肘から脇の下へ)

まずは、自分ができそうなものから無理のない範囲でチャレンジしてみてください。

痩身マッサージと併用して痩せやすい体を目指そう

痩せやすい体になるには、体質改善が必要です。普段の生活から適度な運動と、栄養管理を心がけましょう。

なぜ適度な運動が必要かというと、筋肉が落ちると基礎代謝が低下するからです。運動する時間が作れない方は、エレベーターではなく階段を使う、洗い物をしながらつま先立ちするなど、普段の生活の中で動く時間を増やすようにしましょう。

また、無理な食事制限で痩身マッサージだけを行っても、健康的な体は作れません。普段から適度な運動と栄養管理、痩身マッサージを無理なくバランスよく継続することが大切です。

美容クリニックの痩身に対応したメニューをご紹介

最後に、美容クリニックで受けられる痩身メニューをご紹介します。医療痩身は、脂肪細胞の減少を目的としているので、短い期間での作用と部分痩せにも期待がもてます。

痩身に対応したメニューは、メスを使わない施術から切る施術まで、さまざまな種類があります。

切らない施術は、ボトックス注射、脂肪溶解注射、レーザー施術などです。ボトックス注射は、筋肉を萎縮させる作用があるので、ふくらはぎや太ももに注入すると脚やせ作用が期待できます。

脂肪溶解注射は、脂肪を分解・溶解させる作用があるので、お腹や太ももなど気になる部位に注入します。

レーザー施術は、脂肪溶解や脂肪細胞の減少に期待ができます。

メスを使用する施術には、脂肪吸引があります。脂肪吸引は脂肪細胞の減少を図る施術で、落としたい部位の皮下脂肪を、専用の医療器具を使用してバランスよく減らします。

美容クリニックで痩身を目指したい方は、悩みの箇所や仕上がりイメージをよく医師と相談しましょう。

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まとめ

健康的に痩せるには、普段から適度な運動と栄養管理を心がけ、痩身マッサージを無理なく継続することがポイントです。

それでもセルフケアに限界を感じたときは、美容クリニックを活用してみてください。美容クリニックには、切る施術だけではなく、切らない施術もあります。各施術の作用や副作用は異なるため、医師とよく相談してから施術を行いましょう。

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