BEAUTY COLUMN

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美容医療コラム

スネコス注射が有効なクマの種類とは?

 
スネコス注射が有効なクマの種類とは?

この記事の概要

加齢やストレス、寝不足などさまざまな原因でできる目の下のクマ。クマの原因や種類、スネコス注射で期待できる作用などをご紹介します。

目の下は皮下脂肪が薄く、たるみやすいので、クマができやすい場所です。原因は加齢やストレス、寝不足などさまざまあり、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

スネコス注射は、粘性が低く柔らかい低分子ヒアルロン酸とアミノ酸が主成分の製剤で、目のまわりなどの弾力アップが期待できる施術です。

スネコス注射で改善が期待できる、目の下のクマの種類やメリットなどを解説します。

スネコス注射とは

スネコス注射は、水のように柔らかい低分子ヒアルロン酸と6種のアミノ酸が主成分の製剤を用いた施術です。

皮膚の真皮層に直接注入することで、肌のコラーゲンとエラスチンを活性化し、しわやたるみ、クマ、ハリの改善を目指します。

スネコス注射で注入する製剤には、ヒアルロン酸の分子量や期待できる作用などに違いがある「スネコス200」と「スネコス1200」のいずれかを用います。一般的に目元や目の下には、粒子が小さい低分子量の非架橋ヒアルロン酸「スネコス200」を使用します。ちなみに「架橋」とは、ヒアルロン酸同士を結びつける構造です。非架橋のヒアルロン酸は吸収されやすいため架橋されたヒアルロン酸より持続期間は短いですが、施術箇所が凸凹するといったリスクを軽減できます。

それぞれの製剤の成分や期待できる作用は、以下のとおりです。

スネコス200

スネコス1200

成分

・低分子量の非架橋ヒアルロン酸

6種類のアミノ酸

・中分子量の非架橋ヒアルロン酸

6種類のアミノ酸

期待できる作用

・肌のハリやツヤアップ

・小じわの改善

・深いしわやたるみの改善

・肌のボリュームアップ

施術適応部位

目元、目の下、デコルテ、首、手の甲、顔全体など

ほうれい線、マリオネットライン、ゴルゴライン、頬の凹みなど

スネコス注射が有効なクマの種類とは

目の下のクマは大きく3種類に分けられます。まずは、クマの種類と原因を解説します。

青クマ

「青クマ」とは、目の下の毛細血管が透けて見えている状態です。

青クマの原因は、ストレスや睡眠不足、疲労などで起こる血行不良です。睡眠をしっかりとる、ホットタオルで目を温める、適度な運動などで改善を目指せます。

コンシーラーやファンデーションなどのメイクでも隠せるクマですが、それはあくまでも一時的な対処法です。スネコス注射により、中長期的な症状改善が期待できます。

茶クマ

皮膚への摩擦や乾燥によりできる褐色のクマが「茶クマ」です。色素沈着を起こしているので、クマの中でも比較的改善するのが難しいといわれています。

優しくクレンジングする、美白作用のある美容液やアイクリームでしっかり保湿するなど、普段のスキンケアを見直すことが大切です。

黒クマ

目の下の段差によってできるクマが「黒クマ」です。黒クマは、目の下のふくらみや凹みが陰になってできるので、ファンデーションやコンシーラーではなかなか隠せません。

黒クマは、加齢により皮膚のハリがなくなったり、顔の筋肉が衰えたりすると目立ちます。肌の膨らみやハリを改善すると目立たなくなるため、スネコス注射による施術が有効です。

目の下のクマには3種類ありますが、中には青クマと黒クマの混合クマで悩んでいる方もいます。そうなると、セルフケアでは改善が困難な場合があります。

青クマと黒クマにはスネコス注射が有効なので、クマがなかなか改善しない場合は、美容クリニックに相談してみましょう。

スネコス注射で期待できる作用とメリット

スネコス注射で期待できる作用

スネコス注射を行うと、細胞の隙間を埋める組織「細胞外マトリックス」が再生されます。それにより、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する線維芽細胞が刺激され、クマ改善などのさまざまな美容作用が期待できます。具体的な作用は以下のとおりです。

目の下のクマの改善

スネコス注射で改善が期待できるクマの種類は、「青クマ」と「黒クマ」です。

施術によりコラーゲンとエラスチンが増加し、目の下のハリや弾力がアップするので、血行不良が原因の青クマと皮膚のたるみや凹みが原因の黒クマの改善を図れます。

しわとたるみの改善

線維芽細胞を刺激することでエラスチンやヒアルロン酸、コラーゲンの再生が活性化されるので、しわやたるみの改善を目指せます。

また、スネコス注射は、皮膚の薄い部位にも施術できるので、額、目尻、目の下、首、手の甲など広範囲のしわやたるみのケアにも適しています。

肌にハリとツヤを与える美肌作用

スネコス注射の主成分である6種類のアミノ酸によって、肌に弾力やハリを与えます。また、コラーゲン、エラスチン、タンパク質の合成を促すので、ハリとツヤのアップが期待できます。

6種類のアミノ酸成分と作用は以下のとおりです。

  • グリシン、L-リジン、L-プロリン…コラーゲンを促進し、ハリのある肌に導く

  • L-バリン、L-アラニン…エラスチンを促進し、弾力のある肌に導く

  • L-ロイシン…タンパク質を促進し、滑らかな肌に導く

スネコス注射のメリット

スネコス注射のメリットは以下の3つです。

  • 広範囲に施術可能

  • 自然な仕上がりになる

  • 血管閉塞など副作用のリスクが少ない

スネコス製剤は、粘性が少なくサラサラとしているのが特徴です。水のように柔らかいので肌に馴染みやすく、自然な仕上がりになります。また、体内にもともと存在するヒアルロン酸とアミノ酸が主成分なので、動脈内で詰まる血管閉塞のリスクも抑えられます。

スネコス注射の持続期間や施術頻度

スネコス注射の持続期間は、6カ月程度といわれています。

メーカーの研究では、スネコス製剤を注入してから約10日ほどで、皮下の水分量や抗しわ作用の変化が見られることが多いと実証されています。

作用を持続させるには、1週間〜2週間に1回の頻度で3回〜4回ほど施術を行い、持続期間が薄れる6カ月後に再度施術を行うことをおすすめします。

スネコス注射のダウンタイムについて

スネコス注射のダウンタイムとして、施術時に内出血や痛み、赤み、腫れが出る場合があります。一般的には、赤みや腫れは数時間程度、内出血や痛みは1週間〜2週間ほどで症状が落ち着きます。

メイクは翌日から可能で、内出血はメイクで隠すことができます。施術後の赤みや腫れが目立つ場合があるので、気なる方は施術当日に人と会う予定を入れないなどスケジュール調整をしましょう。

長期間のダウンタイムはあまり見られませんが、症状が続くようならクリニックに相談してください。

スネコス注射にデメリットはある? リスク・副作用やダウンタイムの過ごし方についても紹介!

 

まとめ

スネコス注射は、低分子ヒアルロン酸とアミノ酸が主成分の製剤を用いる施術です。目のまわりに何度か注射することで肌にツヤや弾力が戻り、青クマや黒クマの改善が期待できます。また、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、美肌へと導く作用もあります。

目の下のクマやたるみが気になる方、目元のハリやツヤを取り戻したい方は、美容クリニックに相談してみてください。

スネコス注射の効果は? しわやたるみ、クマへの作用について紹介

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